【ARKストーリー】スコーチドアース その5 - ぺんぺん徒然ゲーム日記(ARK他)
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【ARKストーリー】スコーチドアース その5

2021-02-18 (Thu) 10:16


ARK ストーリー紹介 まとめ


※筆者は作文力乏しいため、分かりにくい場面があるかもしれません。

<主人公はヘレナですが、一時的に場面が切り替わることがあります>
緑:ロックウェル主観
青:ジョン・ダケイヤ主観
赤:ライア主観


「ノスティを破壊へ導いたのは、破壊の化身を崇拝させた自分だ」
そう口にし、悲しみに暮れるライアに、ジョンはかける言葉が見つからない。
それでも、今は生き抜かなければならない。
手元に残ったのは、失ったあいつとは別のサーベルタイガー1匹だけだ。
ノスティを訪れるよりも前、ジョンは経験から培ったサバイバル術を駆使して
過酷な砂漠の中でもどうにか生き残る。
それから数週間、ある程度物資も整ってきたし、安全で安心できる環境を探したい。
ノスティは砂漠の中で最大の居住地ではあったが、それ以外にも街は存在しているハズ。
「西の方で建物群を目にした」という噂を聞きつけたジョンは、ライアを連れ西へと向かう。

西へと向かう途中、またワイバーンに出会うが、物陰に隠れてやり過ごしながら
なんとか先へと進んでいく。
ようやく・・・目的のその場所は、確かにあった。
だが、今にも崩れそうな廃墟ばかりで、建物の半分は砂に埋まっている。
今は奴らの巣になっているようだ、道中に見たワイバーンよりももっと数の多い群れ。
2人は、ワイバーンの攻撃を何とか逃れ、円形の大きな建物の中に避難した。
隙間から外を見ると、数匹のワイバーンが上空を旋回しながら隙を伺っているようだ。
手元には、1週間分の物資がある。
ワイバーンが諦めるのが先か、物資が尽きるのが先か・・・

あれから1週間以上経っただろう、遂に手元の物資も無くなった。
ワイバーンは諦めない。
最悪の場合、ライアには逃げるように伝え、引き止める声を無視しジョンは
ワイバーンの群れへと向かっていく。


あれから、どのぐらい経っただろう。
ワイバーンは見えなくなったが、ジョンも戻ってこない。
嫌な予感がしつつも、ライアはジョンを探しに行くことにした。
あの円形の建物から少し離れたところで、ジョンを見つけた!
それと同時に、目の前には数匹のカマキリが。
ライアは、銃を手に取る。ゆっくりと照準を合わせ、ジョンの言葉を思い出しながら
カマキリ達を次々と倒していく。
横たわるカマキリ達、初めてライアは敵を殺した。
私にだって出来るんだ!ジョンはきっと褒めてくれる!
ジョンに駆け寄るも、返事は無い。彼の声は、もう二度と聞くことは無いだろう。

ライアは、ジョンの近くでワイバーンの卵をいくつか発見する。
愛する人を奪った憎き化け物の源。
粉々にしてやりたいが、それらが今後の助けになることもライアは知っていた。
ライアは、大きなかがり火を用意して卵を温め、最強の獣達からミルクを集めた。
ライアは、化け物たちの母となったのだ。
神に見捨てられ、愛も失ったライアは怒りで心を満たし、
その周りには化け物たちを引き連れ、手には銃を持つ。
この砂漠に、私の怒りを思い知らせてやる。

ライアは一人で生きていくことを決め、顔が見えないよう真っ黒のベールを被る。
この世界には、信じられないような秘密があるはずだ。
今でも人々を救う方法を探し続けているが、以前とやり方は違う。私は強くなった。
この呪われた地に隠された真実を求める者を導くことが出来る。
私の戦いは終わらない。いつの日か、誰かが真実を見つけ、偽りの神に裁きを与えるその日まで。




過去編は、ここまで。
次回は、この出来事の数十年後。
アイランドから転送されたヘレナのお話です。


スコーチドアース編 その6

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Last Modified : 2021-02-22

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