【ARKストーリー】アベレーション編 その9 - ぺんぺん徒然ゲーム日記(ARK他)
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【ARKストーリー】アベレーション編 その9

2021-07-01 (Thu) 14:04



ARK ストーリー紹介 まとめ


※筆者は作文力乏しいため、分かりにくい場面があるかもしれません。

<主人公はヘレナですが、一時的に場面が切り替わることがあります>
赤:メイ・イン主観
青:ダイアナ主観
緑:ロックウェル主観



このゴワゴワしたスーツは好きではないが、洞窟を探検するなら必須の防護服だとダイアナが言う。
考え事をする時にヒゲを撫でることは出来ないが、仕方ないだろう。
他の科学者の連中は、化け物の襲撃を恐れ緊張が高まっているようだ、臆病な連中め!
科学にリスクはつきもので、リスクに見合った対価が必ず得られるはずだ。

私は冒険が好きだ、今までも世界中を旅しながら無数の科学的発見をしてきた。
だが、これほどに美しい光景は見た事がない!
エドモニウムか奏でる音ほど魅惑的なものはないのだ!!
一日中それを眺めていたいものだが、急がねばなるまい。
・・・私の知っていることを、他の者が気付く前に。
私には見える!感じる!!この秘密を暴くのは私でなければならない!!!
より多くのデータを集めるのだ、ロックウェルよ!もう少しだ!!
ついに、ロックウェルは無垢で純粋なエドモニウムのサンプルを手に入れる。

「地表は危険」彼らの言う通りだった。
この鎧を着ていたとしても、あんな場所に出たら一瞬で消し炭になるだろう。
ヘレナ達は、地上に出る手前で夜が更けるまで待つことにする。
熱がおさまると、私達は死に物狂いでオベリスクへ全力疾走し、任務を遂行する。
そして、丸焦げになる前に全力疾走で戻り、帰還するのだ。
かつて、私は大砂漠を「悪魔的」と呪った。しかし、ここはどうだろうか。
悪魔をも超える存在、今度の相手は魔王だどでもいうの!?

決死の覚悟で集めたデータ収集後、サンディアゴは徹夜で分析を続けている。
オベリスクが不可解な動作をしていることは、分析しなくても分かった。
それは激しく脈動し、地面は規則的に振動している。正に「破裂寸前」という様子だ。
もし、オベリスクが消滅しようものなら、それはこの地でハルマゲドンが起きることを意味する。
サンディアゴは、通信機を使って集落と情報共有を行う。
分析の結果は、今までのヘレナの疑念を裏付ける結果になったようだ。
「今のプロジェクトを凍結しても、オベリスクが安定化するか分からない。
操作を行えば、限りなく遠くへ転送が出来るかもしれない。」と、サンディアゴは提言する。
とある場所、それは・・・もちろん、ステーションの心臓部のことだ。
危険だが、我々にはこの手段しかもう残されていない。

集落の研究所に戻ると、ロックウェルは改めてサンプルの観察をする。
溶融した天然のエドモニウムは、不純物の混ざった固形のものよりはるかに大きな力を秘めている。
もちろん、このことを知ってるのは私だけだ。
奴らは、体に害があると思っているのか、この物質に近づこうともしない。馬鹿な連中だ。
エドモニウムには暖かみがある。私を呼んでいるのだ!
そこにあるのは危険ではなく、無限の可能性だ!

サンプルを入手してからというもの、集落の連中に研究の邪魔ばかりされている。
ダイアナは事ある毎に私を調べに来ている、皆成果のおこぼれにあずかりたいのだろう。
そこで、私はサイドプロジェクトで彼らの気を逸らすことにした。
植物種Zと名付けたそれは、チャージに反応させることで新たな種を入手出来る。
彼らはこれが私の研究メインと信じていたので、
私は喜んで種のサンプルを無能な連中に渡してやった。

程なく、私は限られたサンプルを気にしなくて良くなった。
ここで供給される個体のエドモニウムを液体に変換し、不純物を取り除くことに成功する。
簡単なことでは無いが、私はサー・ロックウェル!
私が高みに昇ることを誰も止められない、コレがエドモニウムの真の力だ。
コレを使えば、生き物を変化・・・いや、進化させることが出来るかもしれない。
実験だ、どこかに実験台はいないか?実験体が必要だ・・・



アベレーション編 その10
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Last Modified : 2021-07-01

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