【ARKストーリー】アベレーション編 その10 - ぺんぺん徒然ゲーム日記(ARK他)
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【ARKストーリー】アベレーション編 その10

2021-07-01 (Thu) 15:38


ARK ストーリー紹介 まとめ


※筆者は作文力乏しいため、分かりにくい場面があるかもしれません。

<主人公はヘレナですが、一時的に場面が切り替わることがあります>
赤:メイ・イン主観
青:ダイアナ主観
緑:ロックウェル主観



最初の実験はうまくいった。
実験体は、集落で飼われているヤギのような生物を使用した。
臆病な生物がみるみる巨大化し、恐ろしい獣に姿を変えたのだ!素晴らしい!!
近くでよく観察しようとしたその時、ダイアナに止められた。
殺人者は私でなくあの女だ!あの女が偉大な実験を台無しにしたのだ!
挙句、私に説教するつもりか?科学の奇跡を見せてやったのに、クソ野郎どもめ!
奴らはくだらない道徳心を重んじているようだが、私は違う。
実験体がいなくとも、何とかしてみせる、絶対にだ!

前回の実験は、少々雑であったと反省する。
実験体に直接エドモニウムを注入してしまったのだ。
次は、試験体の血液とエドモニウムを混ぜて、それを注入しよう。
実験体か・・・あと1つだけ、方法があるじゃないか。
エドモニウムよ、もうすぐ私たちは1つになれる。もうすぐ、私も高みに昇れる。

なんというパワー!なんという美しさ!!
左腕が変体している。これほどの覚醒状態は初めてだ、なんと気分が良い事か!!
血管を止めることで、反応は左腕のみに留まったが、隠し続けることは出来ないだろう。
もっと大量のエドモニウムが必要だ。耐えろ、耐えるんだサー・ロックウェル・・・

信じられない!私たちは、今プラットフォームの内部にいる!
さすがはサンディアゴね、作戦成功!
この場所は、あの島で見た「気味悪い青く光る洞窟」によく似ている。
周囲からは絶えずに何かしらの音が聞こえ、ステーション全域は稼働していることが分かる。
コントロールセンターはどこだろう?見つけ出して、早くオベリスクを停止させなくては。
ステーションの中を奥へと進むと、巨大な空間に出た。
橋の下は見下ろせないほどだが、良く見ると・・・あたり一面、あるものが敷き詰めれられている。
それは、生き物の胎児、あるいは卵などの「検体管」で満たされていたのだ!
アイランドでみたコントロールセンターの光景から、ステーション内で生命体が製造されてることは
なんとなく分かっていたけど、その工程がどうなっているか考えたことは無かった。
ここには、ステーション内で生かされている”全ての生物”が並べられている。
恐竜だけでは無く、巨大な怪物じみたエイリアンまで・・・
私は、今までその可能性を心のどこかで考えてはいたが、向き合うだけの勇気は無かった。

その空間を通り過ぎ、更に奥に進むと、また別の場所に出る。
その場所もまた、検体管が並んでいたのだが、こちらは同一の種が収容されている。
・・・・ホモ・サピエンスだ。それも、クローンではなく全て成人の異なる個体。
私もまた、このような場所で生まれたということなの?
私の中にあるこの記憶は、造られたもの?そんなハズはない!
こんな鮮明で精巧に造ることなんで出来る訳が無い。
恐らく、ステーションは時間をさかのぼり、どこかで誰かの複製を行っているのだろう。
これは現実だ。少なくとも何者かが私の人生を生きていた。たとえ、それが私ではなくても。

ついに見つけた!そこには、以前触れたことのあるコンソールに似たものがある。
サンディアゴは作業に入り、私も以前の経験から出来る限り彼の手助けをした。
どれだけ時間が経っただろう。苦戦をしながらも、
サンディアゴは遂にオベリスクのジャックに成功した!
辺りに轟音が鳴り響く、決着は近いだろう。
それと同時に、ステーションが「防衛システム用の生物」を大量に解き放った。
私たちはコントロールルームを爆破し、出口へと急ぐ!
メイ・インは私達を先導し、敵の攻撃をさばきながら突き進む。
ポータルが閉まるその瞬間、私はサンディアゴを中から引っ張り出す。作戦成功ね!
これで、ゲートウェイプロジェクトも成功すれば、私達はこの狂気の世界から脱出できるハズ。
この上ない程に素晴らしいことなのに、なぜ私はこの喜びを素直に受け入れられないのだろう?
帰り道、私はいつものように野生生物をスケッチしようとしたが、手が動かない。
これは、本当に私の意思なのだろうか?そこに意思は存在するのだろうか?

集落に作戦の成功を告げると、けたたましい程の拍手喝采が通信機越しに聞こえてくる。
ステーション内部ではゾンビのようだったメイ・インも今は笑みを浮かべている。
私の記憶がたとえ別の人間のものであろうと、偽物であろうと、
このステーションでの出来事は私自身が積み重ねたものだ。
この先もそれは変わらない、ヘレナ・ウォーカーが何者であるかも。
私は納得しようとしている、もう大丈夫だ。


アベレーション編 その11
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Last Modified : 2021-07-01

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