【ARKストーリー】アベレーション外伝 その2 - ぺんぺん徒然ゲーム日記(ARK他)
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【ARKストーリー】アベレーション外伝 その2

2021-07-12 (Mon) 16:11


ARK ストーリー紹介 まとめ



ココはロサンゼルスの街中でもなければ、ロンドンの郊外でもない。
こんな場所でボートに乗っているのが1人じゃないのは良い事だが、
一緒にいるのが何も出来ないシティーボーイやシティーガールであるのは残念だ。
口には出さないものの、そう言いたげな態度をしているのがラスティである。
不満はありつつも、彼は自ら弓を作り、自分のなすべきことを理解しているようだ。
機能は、大きなロールラットを仕留めた、しばらく食料には困らないだろう。
そんなこと、他の4人に真似出来る人はいないが・・・考えが態度に出ているのか、
あまりメンバー内で仲良くやってはいないようだ。
特に、トレントとはしょっちゅう口喧嘩をしている。
そんな様子を見て、ボリスは冷ややかな視線を送っているし、
エミリアは怖がって近づこうともしない。
「皆は、ラスティを信用していない」
実際はそんな事は無く、感謝はしているのだが・・・
少なくとも、本人はそう思っていないようだ。

そんなある日、ラスティは得体の知れない洞窟を発見する。
この中にいる化け物を仕留めれば、皆も自分を信用するだろう!
そう思ったラスティは、皆の反対を押し切り洞窟の中へと入っていく。
慌ててボリスが追いかけたが、戻ってきた時は彼1人だった。
最後の制止も振り切り、彼は洞窟の奥へと入って行ってしまったらしい。
そのまま、何日も経ったがラスティは帰ってこなかった。

「ラスティが心配だ、探しに行こう!」
あのトレントですら、彼に会いたがり、イマムと共に提案をする。
「そこまでする必要は無い」と冷静にボリスが返すが、結局全員で探しに行くことになる。
しかし、洞窟の奥に探しに行くのは無理がある・・・
ラスティは見つからないが、いつまでも探し続ける訳にもいかない。
ココでは、生きていくためにやることは山ほどあるのだ。

ラスティが行方不明になって以降、重労働のほとんどトレントとイマムがやる。
中でもトレントはガタイが良く、労働は得意なようだ。
一方で、エミリアは肉体労働が苦手で、ほとんど役に立っていない。
自分が足を引っ張っている後ろめたさと日々の恐怖から、
眠れない日々が続いているようだ。日に日に顔色が悪くなっていく。

そんな中、ある日突然イマムがラベジャーと共にキャンプに帰ってきた。
あんな獰猛な生き物を手懐けるなんて!
イマムは、特別身体能力が高い訳でもサバイバル術を持っている訳でも無かったが、
彼は賢く勇敢だった。
仲間を元気づけるのも、いつもイマムだ。ラスティのことも諦めていない。
今回のことが自信になったのか、ラスティの探索範囲を広げることにする。

行動範囲が広がって数日後、ラスティを遂に発見する。
・・・血まみれのシャツと共に。
「犯人は、まだ近くにいる!」
ボリスはそう言い、周囲を警戒すると・・・
コウモリ?イカ?見たことも無い悪魔のような生物が群れで彼らに襲い掛かる!
ラベジャーが応戦したが、数が多すぎて相手にならない。
倒す術は・・・何もない。
4人は、必死で悪魔たち(シーカー)から逃げることになる。

ピッケルを使い、なんとか崖上に逃げ込む。
シーカー達は4人を見失うが、その場に留まってしまった。
彼らを探しているようだ、このままでは身動きが取れない。
いつまでもこのままいる訳にはいかないし、次に見つかったら間違いなく殺されるだろう。

絶望の中、「こうなったのはエミリアのせいだ!お前は無価値だ!!」とボリスが言う。
確かに、逃げ出す時に足を引っ張っていたのはエミリアだ。
彼女は、臆病だ。
優秀ではあったが、人の印象には残らない。
今まで、レールの上を歩くような生き方・・・それがエミリアの生き方だ。
哀れな人間のまま、このまま無価値のまま死にたくはない。
せめて最後は、価値のある死を遂げたい。
決意を固めたエミリアは、最後の言葉を仲間に残し、一人で崖を降りる。
シーカーの大群はエミリアを追いかけ、やがてエミリア諸共見えなくなった。



アベレーション外伝 その3

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Last Modified : 2021-07-12

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