2021-08-04 (Wed) 10:27 ✎
金属採取のエキスパートも、過去の話・・・?
ARKに置いて、序盤から終盤まで・・・とにかくたくさん欲しい「金属」。
そうなると、金属鉱石を大量に掘る術が、ARKを攻略する上で非常に大事になってきます。
「金属採取」と言えば真っ先に思い浮かぶのが「アンキロサウルス」でしょう。
元祖、金属掘りのエキスパート!
サバイバーの手掘りとは歴然の差があり、アルゲンを相棒として
速やかに!大量に!金属を掘って運ぶ手段とされてきました。
今でも、その能力が衰えた訳では無く・・・
少なくとも「役立たず」ということは一切ありません。
では、なぜ今回「不人気」の題材になってしまったのか?
それは、今までに2回あった「金属採取の革新」の話が関わってきます。
まずは、アンキロサウルスの基本能力を確認しましょう。
採取面において、アンキロの特徴は2つ。
①尻尾攻撃によって、「ピッケル性能」にて資材採取が可能。
②金属鉱石の重量をx0.15倍として運ぶことが可能
①については、採取量が攻撃力に依存しますが・・・上限があります。
無尽蔵に採取量が増える訳ではありません。
サバイバーのピッケルとは大幅な火力差があるので、
1~2発で金属岩を粉砕して採取が可能です。
そして、②は・・・全生物中トップの重量軽減能力!
この2つの能力によって、金属採取のエキスパートとして君臨し続けてきました。
唯一の欠点としては「移動速度が(かなり)遅い」ことです。
が、これは過去のアップデートにより「アルゲンがアンキロを掴めるようになった」
ことで、ほぼ解決したと言えますね。
少し話が変わりますが・・・
金属採取しやすい場所はどこか?
それは、間違いなく「アベレーション」でしょう!
中層に行けば、見渡す限り金属岩があります。
ココでは、「カルキノス」が大活躍します。
両腕にアンキロを持って闊歩し、金属を集める方法は
長らく「最高効率金属採取方法」として君臨し続けます。
こんな事情から、アンキロはずーーっと「テイム最優先候補生物」として
多くのサバイバーに愛される生物となりました。
しかし、最初の「革新」が起きます。
ジェネシス1の実装による「マグマサウルス」の実装です。
新マップの目玉生物として実装されたマグマサウルスは、その見た目とは裏腹に
「採取特化」の生物でした。
金属採取面で言えば、アンキロに近い能力を持ちます。
①通常攻撃によって、「ピッケル性能」にて資材採取が可能。
②金属鉱石の重量をx0.25倍として運ぶことが可能
③自身の中で「焼く」ことが可能(たき火+製錬炉の能力を持つ)
正直、③はおまけ程度です。
精製速度が遅いのでね・・・
①②を見ただけでは、「あれ、アンキロの方が良くね?」となります。
数値だけを見れば、重量軽減はアンキロの方が大きいです。
・・・が、そこには埋めきれない「生物自体の性能差」があったのです。
マグマサウルスは、「採取特化型」とはいえ、戦えない程ではありません。
(そもそも、上位判定なのであまり敵対されませんが)
つまり、同じ「ピッケル採取能力」でも、火力=採取量に大きな差があるのです。
ザックリですが、採取量はアンキロの「約2倍」。
そして、体格故に攻撃範囲が広く、広範囲の岩を根こそぎ叩き割ります。
アルゲンで移動こそ出来ないものの、移動速度はそこそこ速いので
遠くの採取場にでも行かない限り、非常に素早く広範囲の採取が可能なのです。
重量軽減こそ少ないものの、そもそも重量値が高いので
結果的にマグマの方が大量に金属鉱石を持つことが可能です。
一部、「火打石の採取が出来ない」等、アンキロの役割は残ったものの、
一番重要だった「金属鉱石採取」において、マグマサウルスは
完全にアンキロの「上位互換」生物だった、ということになります。
そして・・・そのマグマサウルスですら霞んでしまう
「第二次革新」が起きます。
それは、ジェネシス2にて実装された「TEKストライダー」の存在です。
「TEK」とつきますが・・・(メカだけど)テイムする生物です。
ストライダーには色々な種類がいますが、今回は採取特化となる
「エクスカベーションリグ+リソースアトラクターリグ」の個体・・・
いわゆる「あごドリル+バッグ」持ちストライダーの話をします。
この子は、ボタン1つで周囲のオブジェクトを「大量同時に」採取します。
とにかく採取範囲が大きいので、採取スピードが規格外です。
そして、ストライダーは「TEKストレージとリンク」することが可能。
コレは、リンクした素材については採取した瞬間に、その素材を
「TEKストレージに自動的に転送する」能力です。
この2つを併用すると・・・「資材運搬の必要が無く、迅速に金属鉱石を採取するマン」
になる訳です。
移動速度こそ遅い(パラケラぐらい)ですが、ボタン1つ押した後は歩いているだけで
周囲の金属岩が次々と消えて金属鉱石になっていく訳です。
やり方によるところもあると思いますが、アンキロ時代と比べると
2~3倍の効率は間違いなく出るでしょう、そのぐらいの差があります。
2度にわたる「革新」によって、アンキロの人気は地に落ちた・・・?
確かに、比較して勝てる相手ではありません。
かつての「唯一無二」だった地位からは落ちたと言わざるを得ないでしょう。
しかし。
それでも、アンキロは自身の役割で生き残っています。
アンキロでの採取を考えた時の長所は2つです。
①テイム難易度
②生存エリア
マグマサウルスは、テイム難易度が非常に高いです。
卵泥棒をする生物ですが、同様のテイム方法・・・ワイバーンやドレイクと比べても
マグマのテイム難易度は「高い」と言えます。
TEKストライダーについては、テイムするために「ミッション攻略」」が必要になります。
このミッションの難易度が高いので、テイムするまでの道のりは長いです。
その点、アンキロは「テイム自体は簡単」です。
序盤でも、テイム初心者でもテイムが狙える生物です。
つまり・・・他の採取方法はあくまで「ARKの攻略が進んだ人向け」の方法。
アンキロは、序盤~中盤では今でも現役の採取方法です。
また、②の影響も大きいです。
マグマにしてもストライダーにしても、「ジェネシス」限定生物。
つまり、それらの有料マップをプレイした人しか入手が出来ない生物です。
ARKユーザーの誰しもが「ジェネシス」をプレイするでしょうか?
そんなことはありません。
その点、アンキロは「どのマップにも生息」しています。
つまり、「アンキロがテイム出来ない人」はいないのです。
更にもう1つ。
皆さん、金属鉱石はどこで掘りますか?
全員、アベレーションで掘っているのでしょうか?NOです。
近所で掘る人ももちろんいるし、テレポーター等使って上手に掘る人もいるでしょうが・・・
ちょっと離れた「採掘場」に飛んでいって掘る人も少なく無いでしょう。
そうなると、そこまでストライダーやマグマで移動は出来ないかもしれません。
そうすると、やはり採取方法は「アンキロ」が最適、となる訳です。
採取の「革新」と言いましたが・・・
それは、あくまで「全てのARKを遊んだ人」向けの話。
どちらかというと、攻略後半で諸々「整った人」に対する話です。
目標はそこでも良いと思いますが、発展途上ならむしろ
「アンキロの方が良い」こともあり得ます。
そうすると、「不人気」」という言い方は適切ではないかもしれません。
が・・・今までの人気が「高すぎた」というのも正直あります。
その頃に比べると、明らかに出番は減ったし、
筆者の拠点にいるアンキロも寂しそうに工業炉の前で尻尾を振っている状況ですw
たまには、この子と昔のように掘りに行っても良いかもしれませんね。
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Last Modified : 2022-01-06
自動採取って、ほとんど使わないので分かりませんが、PS版にだけ来ないってことは無いと思いますよ。
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