2021-08-12 (Thu) 14:32 ✎

皆さん、ゲームで泣いたことありますか?
ゲームって、ストーリーをきちんと観てても・・・どうしても
「自分がプレイしている」ことにある程度意識を持ってかれるので
良い話でも筆者はあまり泣きにくいです。
(映画で泣くことはちょくちょくあります)
と、そんな筆者でも
記憶に強く残ってる限り「3回」ゲームで泣いたことがあります。
人生で最も愛しているゲーム「幻想水滸伝Ⅱ」
(唯一2回泣いてる、姉ちゃん絡みと幼馴染絡み)
史上最高として推されることが多い「クロノトリガー」
そして・・・この、「FF10」です。
RPGが好きな人、特にFFシリーズが好きな人にとって
FF10って色々言われている作品ですよね。
筆者は、「FFシリーズで一番好きなのは10なのか?」と聞かれると
即答出来ない部分があります。
が、「思い出」という点においては、間違いなく一番強いので
今回は、FF10について書くことにしました。
さて、簡単にストーリーを振り返りますと・・・
突然、知らない世界に転送されてしまった?主人公ティーダ。
そこで、運命を背負う召喚士「ユウナ」と出会います。
色々あって一緒に旅を続ける内、様々な事に触れていきます。
ユウナの抱えるものの大きさ。
この世界の実情と残酷さ。
自分自身の正体と運命。
仲間達がそれぞれ、色々なものを抱えたままに
一行は旅を続け、物語は核心へと迫っていく。
ザックリですが、こんな感じのストーリーです。
RPGだと、よくあるストーリー展開は、
「ひょんなことから事件に巻き込まれ、流れに身を任せているうちに
もっと大きな何かに巻き込まれ、結局世界救っちゃう」
みたいなことが多いですよね。
要は、スタート直後と終盤で「目的」が変わってくるパターン。
FF10は、違います。
明確に、最初から「大きな目的」を提示され、最後まで
その目的達成のために冒険をしていきます。
いわば、「1本の物語」感が強いのです。
もちろん、1本道という訳では無く、途中枝分かれしたり
ビックリ展開が待ち受けてたりはするのですが・・・
主軸は最後までブレずにいく。
コレが、他のFFとは明らかに違う要素1つ目。
もう1つ、FFシリーズとして見ると明らかに違うのは・・・筆者の勝手な解釈ですが。
FFってのは、タイトルにあるように「ファンタジー」物語です。
キャラデザインにしても、中身にしてもそこには「空想上のお話」感を
それなりに盛り込んでくる事が多い。
もちろん、FF10もファンタジー部分はあるんだけど・・・
とにかく、FF10のキャラは「人間くさい」というか、
それぞれのキャラクターにおける内面の「らしさ」を強く描いています。
中には、綺麗事だけじゃない部分や、不合理な事も出てきます。
ファンタジーなのは間違いないんだけど、なんとなく
現実っぽい要素も強く出してくる場面がちょいちょいあるんです。
それが、感じる人にとっては「良い部分」でもあり「悪い部分」でも
あるのかな?と筆者は思う訳です。
この2つの要素が、筆者にとっては「FF10のストーリーが好き」
と言える大きな要素にもなります。
一見シンプルに見える1本道のストーリーも、目的は同じなのに
前半と後半で、同じ事柄が別の解釈で見えてきます。
程々な伏線とその回収の仕方が、たまらんのです。
その、「内容は同じなのに変化していく」上で大きな要素なのが、
「キャラクターの人間くささや味」なんですよね。
こういうのって、ゲームと言うよりも映画やドラマに近い要素かな?とも思います。
ちなみに、筆者は「ワッカ」が一番好きです。
では、FF10が好きな理由はそれだけか?と言われると
そんなことはありません。
筆者が「FF10が好き」というもう1つの大きな要素・・・それは
「スフィア盤システム」です。
要は、「キャラクターの成長システム」のことで、
FF10は単純なレベルアップ制じゃないのです。
経験値は存在していて、コレを貯めると「スフィア盤」という盤上を、すごろくのように
移動していきます。
道中でマスに「スフィア」をはめ込むと、そのマスに応じたパワーアップが出来て、
ステータスが上がったり、技を覚えたりするのです。
スフィア盤は一本道では無いので、自分の好きなように移動して、各キャラクターを
好きなように育てられるのですが・・・
スタート位置がキャラ毎に違い、「戦士系」キャラはそれっぽいマスが多いエリアから
スタートなので、~中盤ぐらいまではある程度決まった育ち方をします。
以前、他のゲーム紹介でも言いましたが、筆者はRPGをやる時
「時間さえかければメチャメチャ強くなる、なんならゲームバランス崩れちゃうぐらいが好き」
という話をしたことがあります。
コレは、FF10のスフィア盤システムにも当てはまります。
特に後半は、スフィア盤を好き勝手に移動してモリモリ強くしていくことが可能なので、
各キャラクターが、個々のパーソナリティを無視する程に強くなります。
そして、FF10には「限界突破」という要素があります。
コレは、「1発のダメージ上限が9999→99999になる」というもの。
当時、コレは「常識をぶっ壊した」システムと感じました。
超えてはいけない壁を超えていった感じですw
正直、賛否あるシステムだとは思いますが・・・・
筆者は、この育成システムが非常に気に入ってました。
無心でスフィアを集めていたものです。
さて、ココまで褒め倒してきましたが・・・最後に1つだけ苦言を言いたいです。
それは!
「FF10のミニゲームは、ぶっ飛んでる」ということ!
難しい・・・うん、確かに難しいのですが。
「難しすぎる」ではなく「ぶっ飛んでる」と言う表現、
一度やったことがある人は、この表現分かってくれると思います。
チョコボに跨って、ノイローゼになる程にシンプルなレースを繰り返させたり。
落ちてくる雷を長時間避け続けさせ、ちょっとミスったら「はい、やり直しー!」と心を折ったり。
同じく「時間をかけさせる」「難しくする」にしても
もうちょっと、こう・・・どうにかならんかったのか!?
と、言いたいです(笑)
FF10は、現在リマスター版がPS・switch共に出ていますね。
筆者は、PS版でこちらも遊びました、良い出来です。
結構セールでも見かけることが多いので、
未プレイの人や、昔を懐かみたい人はお手に取ってみてはどうでしょうか?
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Last Modified : 2021-08-12