【ARKストーリー】エクスティンクション その１

ARK ストーリー紹介　まとめ

相変わらず、まとめるのに時間がかかりましたが・・・
いよいよ！最終章（の予定）のエクスティンクション編がまとまりましたので、
順次書いていきます。
アベレーション編では、ゲートウェイプロジェクトを成功させ
元の世界・・・つまり、地球に戻ってきたヘレナ達。
しかし、そこは彼女たちが想像していたものとはかけ離れた世界でした。

果たして、この世界でヘレナ達は生き残ることが出来るのでしょうか！？


※筆者は作文力乏しいため、分かりにくい場面があるかもしれません。

＜主人公はヘレナですが、一時的に場面が切り替わることがあります＞
赤：メイ・イン主観
青：ダイアナ主観
緑：サンティアゴ主観




ゲートウェイを通って地表にテレポートした時、
最悪の状況は脱したと思っていたが・・・それは勘違いだった。
この惑星自体は焼き尽くされてしまったのか？
世界滅亡後に訪れた悪夢だ、この様子を見て
ふりだしに戻ったと感じている者も少なくない。
しかし、決してそんなことはないぞ！
我々には、TEK装備、物資、テイム済みの動物、それにかなりの量の人的物産がある。

早速、キャンプに良さそうな場所を発見する。前方に見えるクレーターだ。
メイ・インがペットを連れて偵察に行く。
周りがパニックになっている中、彼女は冷静だ。ダイアナの人を見る目は素晴らしい。
住む土地が決まると、俺は空き時間にいくつか道具を作った。
ここの環境調査が必要だろう。
どんな結果か予想はつくが・・・確認は必要だな。

一部予想外の数値も出たが、やはりこの場所は間違いなく「地球」だ！
あのヘレナとかいう生物学者によると、我々の時代から来た人々が、
あのステーション内では最も進化した人類（最も後時代の人間）らしい。
私の最後の記憶では、URE（地球連邦国）も地球同盟軍もまだ存在していた。
こうなった原因は・・・例の悪人ども、つまり政治家達のせいだろう。
彼らは１つの惑星すら共有することが出来ず、
人類は悪魔のシナリオとしてAIの神々を登場させた。
支配された人類の運命がどうなるか？
私には分からない・・・

新たなキャンプ「オメガ」の建設は順調だ。
本当は居住区や馬小屋や基本的な防衛システムよりも
力を注ぎたいプロジェクトがあるが、今は忙しくてそんな余裕はない。
他に出来る者がいないから、最近は工場のほとんどを私が仕切ることになっているが
「根本的な問題を解決する」という重要な仕事も同時に抱えている。
だから私は皆を説得して、あの山荘をあてがってもらった。
私の小さな隠れ家だ！
ここは完璧だ、サウンドシステムも素晴らしい！

今の地球の惨状について、ヘレナと話し合ってみた。
彼女はここで出会った誰よりも賢い人物だ。
キャンプの職員達は、必要な時にしか私を訪れない。
彼らの地位がどれだけ高かろうと、私は私の言いたいことを言う。
彼らは、その意見が無視できないのは知っているが、それは同時に私に関わると
面倒な事になる可能性があるということも気付いている。
それは昔から変わらなかったが、ヘレナと・・・ダイアナだけは例外だったな。

キャンプ「オメガ」は順調に稼働中だ、燃料も十分にある。
そもそも、この惑星の地表にはエレメントが溢れている。
不自然過ぎる、なぜこれほどの量が・・・？
小さな村も、一夜のうちに大都市に成長する程の量だ。
我々の時代では、ここまで簡単に手に入るような物では無かった。
この場所が、エレメント鉱脈の上に建てられたのだろうか？
だとしたら、その坑道はどこにある？もう少し調査が必要だ。

調査結果をまとめてみるが、この世界は科学の常識が通用しない場所だ！
自然界に存在するエレメントの膨張速度では、これほどの量と密度になることは無い。
つまり・・・「何者か」が、異常な速度で膨張を加速させたということになる。
エレメントを燃料とする機器からは微粒子が放出され、
それは大気へ戻り、やがて土に定着する。
つまり、微粒子をまき散らすには急激にエレメントを消費すれば良い。
・・・結論は分かっている。
「何者か」＝人間だ。そして、エレメントを急激に消費するには
エレメントを用いた兵器で戦えばいい。つまり、戦争だ。
最も強力な武器とは何か？
・・・おそらく、私の研究してた武器だろう。
私は、自分が死を届ける技術を研究していたことは知っている。
だが、ここまでやる必要は無かった。
しかし、それは私では無く私の「オリジナル」がやったこと。
これは私の責任なのだろうか？
・・・これ以上考えるのは止めよう。私には、今やるべき仕事がある。



エクスティンクション編　その２